かごしま子ども夢大学

2017体験リポート 第3講座

大人は何のために働くの?
「働きマン新聞」を作ろう!

働く大人に話を聞いて、働く意味を考えよう

子どもたちが将来就きたい仕事のイメージを膨らませ、未来を切り開く力を育成しようと、鹿児島県内の企業や大学などが連携して行う「かごしま子ども夢大学」。5回目を迎えた今年は、小学5・6年生30人が参加し、7月16日〜8月19日の間に6講座を実施しました。体験リポートの第2回は、子どもたちが働く大人=〝働きマン〟にインタビューして、新聞を作り上げる様子を伝えます。


〜前半〜

 

〝働きマン〟に、インタビューしよう

協賛社からやってきた〝働きマン〟たち

7月26日に行われた第3講座では、子ども夢大学の協賛社から〝働きマン〟がやってきました。

この日のテーマは、「大人は何のために働くのか」を考えること。その答えを探るため、働きマンに取材して「働きマン新聞」を作ります。

班ごとに分かれ、子どもたちが自己紹介をした後は、早速インタビューをスタート。「仕事で楽しいことは?」「つらい時はどう乗り越える?」「働く上で大切にしていることは?」など、さまざまな角度から質問。しっかりメモを取ることも忘れません。
掲載用の写真を撮影したり、働きマンから自分たちへのメッセージももらいました。

『何にでも興味を持ち、
いろいろな経験をしてね』志學館大学 本坊由香さん

『たくさんの夢を見つけて
自分の将来を考えましょう』プライムアシスタンス 三浦梓さん

『自分の夢を言葉にすると
周りの人が助けてくれるよ』ババデンキarenot 馬場健司さん

『今好きなことを大切に。
それが将来の仕事に
つながるかも』学研教室 竹迫美恵さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

〜後半〜

 

取材内容を、みんなで新聞にまとめよう

 取材を終えたら、いよいよ新聞作り。インタビューした内容を、メモを見ながら記事にまとめます。

 新聞のタイトルや大きな見出しなどは、班のメンバーで意見を出し合って決めます。実際作ってみると、思った以上に時間がかかる新聞づくり。各班、時間ぎりぎりで完成しました。

 作り上げた新聞は、みんなの前で披露。働きマンから教えてもらった「仕事の大変さ」「働く意味や楽しさ」などを、自分の感想も織り交ぜながら発表しました。「人の役に立ちたい」「日本の未来のために働いている」といった働きマンの言葉に、子どもたちは働く目的を肌で感じたようです。

班のメンバーで協力して、1枚の新聞を作り上げます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに完成!働きマン新聞

完成した新聞を、みんなの前で発表します

 インタビューから記事作成まで約2時間かけて完成させた「働きマン新聞」。新聞のタイトルは、「困っている人を助けるヒーロー」「電気屋さんの三代目」など、働きマンの特徴を見事に表現したものに。

 働きマンたちは「しっかり話を聞き似顔絵も書いてくれて、うれしかった」「自分が何のために仕事をしているのかを改めて考えさせられた」などと話し、褒められた子どもたちは皆、達成感に溢れていました。

難しかったけど頑張って
作り上げました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


特別カリキュラム「おにぎり弁当」

 毎年、講座に必ず組み込まれているのが「おにぎり弁当」の日。いつもは、家族が作ってくれるお弁当ですが、この日は子どもたちが自分でおにぎりを作って持参します。

 「ぼく4個持ってきた」「早起きして作ったよ」などと話しながら、大きな口で頬張る子どもたち。いつもお弁当を作ってくれる家族に感謝しながら、笑顔溢れる昼食タイムとなりました。