かごしま子ども夢大学

2016体験リポート 第3講座

働く大人にインタビュー!

「働きマン新聞」にまとめたよ

仕上げ_2913 今年で4回目となる「かごしま子ども夢大学」。子どもたちが将来就きたい仕事のイメージを膨らませ、未来を切り開く力を育成しようと、鹿児島県内の企業や大学などが連携しています。7月27日に開かれた第3講座では、小学5・6年生の参加学生が「仕事でうれしいのはどんなとき?」「働いていて大変なことは?」など、働く大人=〝働きマン〟にインタビュー。〝大人は何のために働いているの?〟をテーマに、取材内容から新聞を作り上げる様子を伝えます。

 

 

〜前半〜 〝働きマン〟に、何でも聞いてみよう

 

子どもたちと〝働きマン〟が、働く意味を一緒に考えました

第3講座の冒頭、自己紹介やインタビューの練習をする子どもたち。そこへ、子ども夢大学の協賛5社から5人の〝働きマン〟が現れました。

この日のテーマは、「大人は何のために働くのか」を探ること。そのため、働きマンに取材して「働きマン新聞」を作るのです。

子どもたちは、「仕事で楽しいことは?」「つらいことはどう乗り越える?」「働く上で大切にしていることは?」などと次々に質問。働きマンの真剣な答えに対し、さらに質問を重ねるうち、緊張も徐々にほぐれ、取材に集中していきます。取材後、掲載用の写真も撮影しました。

『好きなことを見つけよう。それが夢につながっていくよ』 ベガハウス 吉村あかねさん

『夢を多く持つこと、一つの夢を持ち続けること、どちらも大事』カナザワ 金沢公人さん

『いろいろなことに挑戦し、何かをやり遂げてみよう』志學館大学 井上翔太さん

 

 

 

 

 

 

 

『仕事で失敗したら、原因を考え、次は気を付けてもう一度挑戦!』学研教室 月野美菜子さん

『大切なのは、夢に向かって行動することだよ』JR九州 川畑清志さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜後半〜  取材内容を基に、新聞を作ろう

 

「何て言ってたっけ」。取材メモを見ながら記事を書き上げます

「何て言ってたっけ」。取材メモを見ながら記事を書き上げます

取材を終えたら、いよいよ新聞作り。前もって分担を決めておいた記事を、各自がまとめます。

大きな見出しなど班のメンバーが意見を出し合う際には、ぜひ入れたいキーワードで食い違うことも。「じゃあ、こうしたら?」「その代わりここはこうして」と、子ども同士の話し合いで決めていきます。

各班、時間ぎりぎりに完成した「働きマン新聞」。全員の前で披露し、取材で知った「働く大変さ」「働く意味や楽しさ」なども併せ、発表しました。「自分も周囲の人も幸せにしたいから働く」といった大人の言葉に、「仕事観」が変化した子どももいたようです。

 

 

ついに完成! みんなの働きマン新聞

短時間にもかかわらず、立派に出来上がった「働きマン新聞」。一番大事なタイトルには、「頼れる」「応援します」「新リーダー」「幸せ」「イケメン」など、働きマンたちから受けた前向きな印象がしっかり表れています。

働きマンたちは「短い時間で話したことを、こんなにうまくまとめてもらえるとは」と、照れ臭さに驚きと喜びが入り混じった表情。お礼を言われ、褒められた子どもたちは皆、誇らしげでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜 今回の特別カリキュラム「おにぎり弁当」〜

 毎年、講座期間中に必ず一度組み込まれているのが「おにぎり弁当」の日。子どもたちが自分で作ったおにぎりを昼食用に持参します。塩むすびあり、混ぜごはんあり、梅、かつお味噌、唐揚げ、焼き肉、ハンバーグと具もバラエティー豊か。「お米を育てる人、運ぶ人、お店の人、いろいろな仕事をする人がいるから食べられるね」という話も聞きながら、おいしく頬張りました。